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Stories of coins and color stones

コイン投資で失敗しないために

2017年10月21日

みなさんこんにちは。

『今年早々に、オーストリアの雲上の女神(MS61)
とイギリスのジョージ6世5ポンド(PR64)をあわせて600万円で
買ったのですが、本当の相場は一体いくらなのでしょう』

先日弊社のコインサイトをご覧になった方から、
こんなお電話をいただきました。

残念ながら上記2枚ですと、あわせて260万円ほどがオークションの
相場です、気の毒でしたがそのようにお答えせざるを得ません。

電話口のその方が、
落胆された様子がよくわかりました。

聞けばあるコイン商が書いた本を読んで購入されたそうなのですが、
もしこの方が今回のメルマガや、弊社のコインサイトをお読み
いただいていれば、このような目に合わずに済んだはずです。

続いてその方はこうもおっしゃいました。

『このまま持っていて、いつか買値まで値上がりするのでしょうか、
もし見込みがないとすれば、どうすればいいのでしょう?』

これに対して僕は以下のようにアドバイスをいたしまた。

『これら2枚のコインはいずれも近年急に値上がりしてきた
コインです、ですから過去5年間のような急激な相場の上昇は
おそらく見込めないでしょう。それでも長期で見れば、いずれ
〇〇さんの含み損は消えると思います、でもそこまでの値上がりは、
おそらく10年単位の時間軸で見る必要があるでしょう』

『もう一つの方法として、購入されたコイン商で委託販売してもらうという
手はあると思います、サイトをみると同社は5%の手数料で委託販売(注)
しているようですので、一度お問い合わせになってみてはいかがでしょう、
同社のサイトであれば標準的な価格より、ある程度設定価格を高く
する可能性はあります』

注)5%は同社で購入したコインに限るようです。

その方がどちらの方法を採られたのか僕は知りませんが、
そのコイン商のサイトをみると(たまたまかどうか知りませんが)同じ銘柄の
同グレードのコインが売りに出ていました、もしかしたら
後者をお選びになったのかもしれません。

このように書いてまいりますと、皆さんはコインというものに
なんだか胡散臭い(うさんくさい)印象をお持ちになるかもしれませんね、
でも決してそのようなことはありません。

コイン自体は決して胡散臭くはないのです。

事実これら2銘柄は、ここ数年で順調に値を上げてきました、
例えば2011年の銀座コインオークションの落札結果を見ますと。

・イギリス、ジョージ6世5ポンド(未使用)→27万円
・オーストリ、雲上の女神(MS61)→29万円

で冒頭2枚合わせてもたった56万円に過ぎません。

これに対して現在のオークション相場は2枚合わせて260万円ほどです、
いささか値上がりピッチは速すぎる観はありますが、少なくともちゃんと
したコイン商やオークションで買っていたとしたら、十分な利益が
とれたはずです。

むこう6年も同じペースで値上がりすることはないでしょうが、
いまでも適正相場で買えば、少なくともこの方のように
大きな含み損を抱えなくて済んだはずですし、値上がりも期待できたでしょう、
できれば購入前にお電話頂きたかった・・・。

ではこのケースの場合、いったいどこに問題が
あったのでしょう。

僕は二つあると思います。

一つ目の問題はこのコイン商のように、法外な価格を設定する
『あおり系コイン商』がいること。

二つ目の問題は、十分に相場を調べず、そのようなコイン商で
買ってしまう人がいることです。

600万円といえば決して安い買い物ではありません。

少なくともこのメルマガをお読みいただいている皆さんは、
相場を十分お調べになったうえ、ご購入いただきたいと思います。

では今回はこのへんで。