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2026年1月に考えていたこと
2026年1月28日
選挙後の日本株
慌ただしく選挙がやってきましたが、政治家はなんでこんなに選挙が好きなのでしょう。衆議院議員の任期は4年ですが、前回の選挙からまだ1年と3か月ほどしかたっていません。
こんなに選挙が頻繁にあれば、議員は長期目線で仕事ができないはずです。現に頻繁に行われる選挙のたび、議席目当ての場当たり的な減税が公約になり、それが日本の財政を悪化させる一因になっているように思います。
さてその選挙です。
本レポートの冒頭コラムでお話ししましたが、どこが勝とうが、どのように勝とうが、選挙の後には長期金利があがるはずです。財政への不安から、為替も本来は円安方向だと思いますが、日米の協調レート・チェックの残像があり、一気に、たとえば1ドル=160円台というわけにはいかないでしょう。でもそこは時間の問題で、いずれ為替は本来あるべき居どころ、すなわち1ドル=170円台に向かって動いていくでしょう。
このような結果として起きるのはインフレの進行です。
でもインフレが一定の範囲に収まるなら、日本の企業業績にとってプラスの部分が多いと思います。もちろん強いインフレはマイナスですが、現在のインフレ率、すなわち3%前後からやや上振れ、たとえば3%半ばあたりでとどまれば企業業績にはプラスだと思います。
足元で進む2026年第3四半期(2025年10月から12月)決算は好調なものが多いですが、
その延長線上に2026年3月期の本決算があります。
市場の予想は今のところ微減益ですが、その幅は月を追って小さくなっています。さらに上記の様に適度なインフレと円安が続くなら、来期(2027年3月期)はかなり大きなプラスになりそうです、対前年比10%の増益あたりまで期待できるのではないでしょうか。
半導体分野はAIブームに加え、DRAMの値上がり恩恵を受けるでしょうし、脱デフレ銘柄(銀行、不動産、建設、商社)など幅広く値を上げると思います。AIに関しては常にバブル崩壊の懸念が付きまといますが、足元の控えめな株価の推移をみれば、バブル崩壊までまだ時間がありそうです。DRAM価格の下落は懸念ではありますが、やっと当面のピークに達したばかりで、半導体サイクルの下降サイクル入りまで、もう少し時間がありそうです。
以上、選挙後の経済環境について少し考えてきましたが、株価はどう動くでしょう。
もちろん選挙の結果次第ではありますが、最も可能性の高いシナリオは
- 企業業績の拡大傾向
- 金利は上昇
- 為替は円安方向
- 半導体サイクルの下降トレンド入りはもう少し先、関連株はまだ下げない
- 脱デフレ銘柄は上昇し続ける
とみております。
一方で貴金属は短期的に過熱感があり要注意だと思います。
貴金属が買われる理由、いいかえればドル基軸崩壊への不安は続きますが、足元の上昇は急すぎます。高値での金やプラチナ、特に銀の新規購入は控えたいところです、現物資産への分散はアンティークコインがいいでしょう。
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