過去に書いた経済コラムよりFrom the economic column I wrote in the past
日本株について深く考えてみる
2025年9月28日
今月は日本株を深堀したいと思います、まず下のグラフは日経平均の1年間グラフからです。
(日経225平均株価指数1年間の推移、楽天証券サイトより転載)
ご覧のように4月に日経平均は一時31,000円台を付けましたが、足元では45,000円台です。よく考えるとこの上昇はすごいです、率にして45%の上げをわずか半年で達成してしまったことになります、株価水準が高いだけに上げ幅もすごく14,000円以上の上昇です。
まあ4月の下落が強烈だったので、そのぶんを割引く必要はありますが、それでも近年まれにみる上昇です。
はたしてこの急上昇の要因は、単に「トランプ関税ショックからの解放」だけだったのでしょうか。確かに短期的にはそのような性格が強いと思いますが、もっと長期的な視点で見ればどうでしょう、下のグラフは直近10年間の推移です。
(日経225平均株価指数10年間の推移、楽天証券サイトより転載)
ご覧のようにこの10年間をみると、細かい上下動を繰り返しながらも趨勢としては右肩上がりです。そういえば10年ほど前、日経平均は17,000円あたりでした、もしあのころ「10年後に45,000円になる」なんて言ったら、間違いなく「なにをアホなことう言うとるんや」と言われたはずです。
株式投資に限らず、為替も、金の価格も、不動産相場も、金利も、コインの価格も・・・、
いまの水準が5年後、10年後、20年後も続くと考えるのは大間違いだということが、よくわかります。また周囲の意見にとらわれず、自分の読みを信じて投資することが、結局は大きな収益を生むこともよくわかります。
すみません、余談でした。
話を元に戻して、「足元の日本株上昇の要因が、単にトランプ関税からの解放によるものか」というお話です。上の10年グラフを見てわかるように、今の上昇は10年に及ぶ長い上昇の一場面にすぎないことがよくわかります。
ではこの10年間、なぜ日本株はこれほどまで上昇したのでしょう。
僕は日本の会社の「収益構造の変化」、「おカネの使い方の変化」、「積極姿勢への転換」、
もっといえば日本経済全体に見られるデフレ思考からの脱却と成長路線への転換。
こんな日本の近未来を市場が先読みしてきたからだと思います。
1980年代に起きた、超バブルの生成とその崩壊、
その反動で起きた25年に及ぶ経済の収縮とデフレ、
企業の消極姿勢と現金貯め込み、利益水準の長期低迷、
その結果が25年間の株価低迷だったのだと思いますし、その先の2016年を起点とした「大反転」は、逆に日本経済の復活と、日本企業の業績の拡大を先取ったものだったと僕は思います。
この考えにはいろんな反論があると思いますが、先ほど申し上げたように周りに流されていては投資の世界で儲けられません。
今後日本経済が正常化を続け、
日本の会社の利益水準もまだまだ高まる、
僕はこんな向こう20年を予想していますし、
日本株はまだまだ上がると考えています。
単なる入札代行ではなく、このサイトの主催者である田中がコンサルさせて頂きます、コイン初心者の方でも安心してご利用いただけます。
