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From the economic column I wrote in the past

決して低リスクではない金

2025年10月28日

今月は金の相場にちょっとした異変がありました、まずは下のグラフをご覧ください。

(金先物価格、直近3か月間の推移:Investing.comのサイトより転載)

このグラフは3か月チャートですが、ご覧のように10月の半ばから急に下がり、ピーク(4364.7ドル)から現在(3971.4ドル)まで9%ほどの急落です。市場では「米中間の緊張緩和の兆し」を反映したものだという意見が多いようですが、理由はさておき、私たちは改めて金(Gold)の価格変動の激しさを知りました。

銀の下落はさらに激しく同期間で11%ほどの下落です。下のグラフをご参照ください。

(銀先物価格、直近3か月間の推移:Investing.comのサイトより転載)

今回は意外と銀は頑張っていますが、それでも2週間で10%です。一般に貴金属は市場の上下動が小さく、ポートフォリオの中ではミドルリスクの資産と位置付けられることが多いですが、このような激しい値動きをみると決してそうではないことがわかります。

ポートフォリオに貴金属を組み込む意味は、資産の分散効果をえるためです。貴金属は株や債券となどペーパーアセットとは違った性格を持っており、違う値動きをしがちです。

下のグラフはアメリカのS&P500株価指数の3か月推移ですが、たしかに上の金や銀と比べると、特にこの2週間ほどの形は随分と違います。

これは金や銀を下げた要因すなわち「米中対立の緩和」が、株価に対しては逆にプラス働いた結果だと思います。このような点でも貴金属への分散は意味があると言えます。

(S&P500株価指数、直近3か月間の推移:楽天証券のサイトより転載)

このように貴金属は資産の分散効果はありますが、値動きの激しさという点では高いリスクをもっている点は再認識しておくべきでしょう、値動きの激しさは、私たちの「ハラハラ感」、いいかえれば精神的ストレスを高めます。

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