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From the economic column I wrote in the past

そろそろ半導体を売る時

2024年4月30日

先週、僕は「投資助言契約」をお結びいただいている皆さんに、株の入れ替えを提案させていただきました。

でも本レポート前半のように、半導体株のピークが今年秋にやってくるという見通しを変えたわけではありません。今回の半導体サイクルのボトムは2023年3月で、そこから2年後、すなわち2025年前半が半導体サイクルの頂点になるとの見通しは変えていません。

半導体株が4か月先を見て動くなら、2025年前半から4か月ほど前、すなわち2024年秋あたりが半導体株のピークだとみております。

少し早めに降りるなら夏ごろですが、すでに皆さん今回のサイクルでは十分儲けられたはずです。逆に次の四半期決算(4-6月期)の発表がある7月まで引っ張ったとしても、ここからの上積みはさほど多くはないと思います。「しっぽと頭はくれてやれ」、すでに一番おいしいところは手に入れられたのですから、あえてリスクをとる必要はないと考えた次第です。

このような考えで先週僕は「投資助言契約」をお結びいただいている方に、半導体株のウリ→不動産株、銀行株、商社株のカイを提案させていただきました、この考えは投資助言契約をお結びいただいていない皆様も参考になると思います。

  • 年後半にかけ日銀が(2度ほど)利上げをすると考え銀行株の買い。
  • 商社は不当な安さに放置されてきましたので、市場の評価正常化を先どって買い。
  • 日本経済がデフレを脱するなら、保有不動産の価値上昇となり不動産株の先回り買い。

以上がこの3業種買いの理由です。

でも僕の専門領域は半導体と電子部品です、1年後になるか・・・、2年後になるか、その点は神のみぞ知るではありますが、いずれ半導体株が底入れしたと判断した時点で、再び半導体株に戻ってきたいと思います。その点に関しては本レポートで皆さんにお伝えしてまいります。

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